2008年02月20日
製薬会社に見る倫理とは
よく会社の企業責任としての“コンプライアンス”という言葉を耳にします。つまり、会社も「法律を守りましょう」と言うことです。
ところがC型肝炎問題で訴訟になっている田辺三菱製薬(旧ミドリ十字)が厚生労働省に提出した資料以外に血液製剤を投与された人を特定できる資料を別に保有していた事が判明しました。
これは倉庫の隅にウッカリ置いていたというようなことではなく、明らかに故意的でしょう。
この資料が早く公開されていれば、それだけ早く治療に専念する事ができた人もいるはずです。…というより、そういう人がいたようです。
これはもう企業の“コンプライアンス”という問題ではなく、「人」としての「倫理」「道徳」の問題です。
また会社の人間が「資料を公開しないで、将来病気になった人が出てきても仕方ない」と思っていたとしたら、これは犯罪ではないでしょうか?
田辺三菱製薬に社会的制裁を加えたいものです。そうでないと病気になった人たちの怒りが和らぐことはないでしょう。
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