2009年02月13日

老齢厚生年金が裁定請求しても貰えない!

老齢厚生年金の報酬比例部分については、現在、60歳からもらえることになっています。報酬比例部分とは、厚生年金に加入していた期間の部分です。

そこで、ある会社の社長さんが2月に60歳になるので老齢厚生年金の裁定請求を出しました。

この時、今までの給料では年金額が全額支給停止になるのを社長さんは知っていたので、年金がもらえるように給料を大幅に引き下げました。

その話を年金の窓口で言うと担当者から「まだ給料の金額が下がった届が出されていませんよ。すぐ提出してください。」と言われました。

びっくりした社長さんは、その話を顧問の社会保険労務士に言いました。

その社会保険労務士は社長さんに「2月に給料が下がっても月額変更届は、2月から3ヶ月をみて、等級が2等級以上下がっていれば、5月に社会保険事務所に提出することになりますので、実際に年金額の計算に反映するのは5月からになります。4月までは今までの給料での等級の計算になります。」と説明しました。

ところが社長さんは年金の窓口の担当者から「早く届を出すように」と言われたと言ってなかなか納得しませんでした。

そこで社会保険労務士は社長さんの目の前で、年金の窓口に電話をして同じ内容を確認しました。つまり、給料が2月に下がっても、その月から3ヶ月の状態をみて、等級が2等級以上下がっていれば、5月に変更届を提出すると言うこと。

これでやっと、社長さんも納得しました。

しかし、その時の社長さんの落胆した顔が社会保険労務士の脳裏に焼きついて離れませんでした。

皆さんも、年金をもらう時は、年金の停止についてご注意下さい。



taka19541018 at 18:44コメント(0)トラックバック(0)年金  

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プロフィール

藤城 孝雄

公益法人に16年間、文具・OA機器の商社に6年間勤め、経理・総務を経験し、平成15年4月に「FUJIKIサポートコンサルティング」を開業しました。
取得資格 
特定社会保険労務士
ファイナンシャルプランナー(AFP)

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